Welcome to the build log number #1 post!
Tech2C 氏っぽく言うならこんな感じですねw ビルドログ第一回目の投稿にようこそ~!
今回は、HyperCube 3Dプリンター の最も魅力的な部品であり、プリンターとして最も重要な部品であるアルミフレームを組み立てていきます。
アルミフレームの組み立て
オリジナルのHyperCubeは欧州規格の 2020 アルミ押し出し材で組み立てられています。
日本国内では、個人で購入できる欧州規格のフレームはなかなか見つかりません。
Aliexpressなどの中国の通販サイトから購入することもできますが、送料などで結局割高になってしまいます…
したがって私は、“ほぼ同様” の規格を使用している、SUS社のSF-20を使用しました。
(黒を選んだのは他の人がこの色で作ってるのを見てカッコ良いと思ったかったからです!!!!)
ただ・・・問題が発生します。
Tech2C氏が使用されている、押し出し材への固定具は こちら のTスロットナットです。
これが面白い構造をしていて、ネジを締めこむ方向 (時計回り) に90度回すとロックされる・・・はずなのですが・・・
回らない・・・( ^ω^)・・・
それもそのはず…
サイズミスった・・・
欧州規格だと、6.2mm前後が標準なんですね…
うわー200個も無駄になっちゃったよどうしよう。。。
と、落ち込んでいたのですが、一応溝に後入れすること自体はできるようなので、”ロックした状態”でスライドインしてみると・・・
入った ( ゚Д゚)
数個に1個くらいはひっかかってしまってうまくスライドしませんが、固定具としてはとりあえず機能するようです。良かった・・・
“後入れ機能” の使えるナットは後々探すとして、作業を進めていきます。はぁー良かった()
こちら はアルミフレーム同士を直角に固定するL型ジョイントです。
SUS純正ジョイントを使う方法もあるにはあるのですが、フレームの長さ計算がめんどい 高価なのでオリジナルのデザインと同じものを購入しました。
全部で 最低16個 のジョイントが必要なのですが、そんな半端な数では売ってませんでしたので、少し多めに 30個 のものを購入しました。
先程のTスロットナットと、この M5*8mm ボタンボルト を使って固定していきます。
ちっこいブラケットですが、すごくガッシリと固定できます!
正面のフレームが組み立て終わったところです。ひたすらにネジを締めていくだけです。(したがって写真も少ない)
ただ、直角に固定されているように見えても、平らな場所に置くと歪んでいたりするので、歪みをチェックしながら組み立てる必要があります。
・・・で完成した結果がこちら。(写真少なくてすみません!)
フレーム完成! #HyperCube pic.twitter.com/q0NHJlUlf3
— S2KTS. (@s2k_KTS) 2018年1月29日
とってもかっこいいです(*´ω`*)
Tech2C氏の動画からだとサイズ感がいまいちわからなかったのですが、作ってみてもデカいようなコンパクトなような、不思議なサイズです。
サイズ感が分かりやすいようにPSPを並べてみましょう。
・・・( ^ω^)・・・
冗談はさておき、こんな感じです。
フレームだけを見ると大きく見えるのですが、他のものと比較すると、実際はそこまで大きくないことがわかります。不思議ですがw
i3 Pro X より小さいくらいのサイズです。
フレームの組み立てには1時間ちょいかかりました。
単純な作業ですが、地味に調整が大変なのと、数があるので予想より手こずりました。
まだ3Dプリンターとしては使えないのですが()、もう既に満足感が半端ないですw
次回はプリント部品を取り付けていきます!
今回購入した材料と費用は以下の通りです。
- アルミフレーム (SUS社製 SF-20, 送料無料)
- L型コーナーブラケット (eBay, 30個セット)
- Tスロットハンマーナット (Banggood, 100個 セット x 2)
- 注意: 上記の通り、SUS社 SF-20フレーム を使うようであればお勧めしません。
- 鋼 六角穴付きボタンボルト M5*8mm (ねじNO1.com, 60個)
- 他にも使うネジ類を、ねじNO1.comさんから全てまとめて購入してます。価格は以下の通りです。
- AliExpressやなんかでもっと安く買う方法もなくはないのですが、ネジがしっかり切られていないナットが含まれていたり、トラブル発生時に時間が掛かり過ぎることから、国内で購入しました。品質と信頼性はやはり日本製です (=゚ω゚)ノ
計: \9,042
オウフ・・・最初っから結構かかりましたな・・・