ビルドログ 第3回です!
今回も 前回 と同様、3Dプリントパーツをフレームに取り付けていきます!
XY軸アイドラーの取り付け
まずはプリンター後部でドライブベルトを支える、XY軸アイドラーを取り付けます。
使用するプリントパーツ は XY_Idler。2個同じものをプリントします。
前回、XY軸ジョイナーに取り付けたのと同じベアリングを、同様に取り付けます。
使うボルトは M3 * 35 mm なべネジ と ナイロンロックナット です。
アイドラーの穴は、垂れてしまったフィラメントで若干ふさがっているので、一度このようにネジを通しておくと楽に組み立てられます。
ちゃちゃっと組み立てて完成 (^^)b
フレームには、後部上左右のコーナーブラケットにぴったりと付くように取り付けます。
XY軸ジョイナーのベルト穴と一致してればOKです!
ちょっと引きで撮った写真です。簡単!
モーターマウントの取り付け
次はモーターマウントの取り付けです。
プリントパーツは XY_Motor_left と XY_Motor_right です。
特に組み立てるものもないので、ちゃちゃっと取り付けますw
取り付けました!
後に取り付けられるベルトの高さが異なるため、モーターマウントは左右で高さが異なります。
Z軸モーターマウントの取り付け
ペースが上がってまいりました 笑
お次はZ軸のモーターマウントを取り付けます。
プリント部品は Z_Motor_v1.1 です。
フレームの中心に来るよう、定規で測りながら取り付けます。0.1mm単位で正確じゃなきゃダメ!とかではないのでご安心くださいw
2面で取り付けることで強固に固定されます。
手で押した見た感じだと、本当に “Rock solid” って感じですよ!
ちなみに #1 で絶望しかけた “後入れ” ナットですが、90度回らないので、一部だけで固定する形となっています…
これでもしっかり固定できてるのでとりあえずはよしとします ()
Z軸リードスクリュー&ステッピングモーターの取り付け
本来であれば、もう少し後から取り付ける部品なのですが、保管しておく場所を節約したいので、さっさと取り付けてしまいます←
今回使用するリードスクリュー&ステッピングモーターは、これらが一体型となったものです。
通常の3Dプリンターだと、カプラーを使って ↓ のように取り付けるのが一般的です。
しかし、この方法ではリードスクリューが振れてしまい、“Z-wobbling” と呼ばれる、Z軸方向のうねりを消すのが難しくなります。
対策として、リードスクリューにベアリングを追加する方法もあるのですが、部品点数が増えるのも嫌なので、今回は一体型のものを使うことにしました。
長さを後から変えられないというデメリットはありますが、ハイクオリティな3Dプリントができるプリンターは大抵一体型を使っているみたいですしね (*´ω`*)
ワンポイントとして、Original Prusa i3 の z-screw-cover を取り付けてみました (*´ω`*)
オシャレなだけでなく、ダストガードにもなります!
既に持っている方はお分かりかと思いますが、3Dプリンターの下部って、結構プラスチックゴミとかが溜まるんですよ…。
リードスクリューの溝から、モーター内にゴミが侵入しないようにするのに、オススメです!
(プリントに大して時間かかりませんしねw)
マウントにモーターを差し込みます。結構ぴったりとハマります。
M3 * 6 mm なべネジ で固定します。
完全にがっちりと固定されて、綺麗なプリントが期待できそうな感じです!
ただ、リードスクリューの先端を軽く叩くと振動するのが少し気になります。
これだけで支えるわけでないので大丈夫だとは思うのですが…。
といったところで、今回はここまでです。
次回 は ビルドプラットフォーム を組み立てていきます!
今回購入した材料と費用は以下の通りです。
計: \2,453
シリーズ全体の総計: \15,659
今回は新しいパーツがステッピングモーターだけでしたのでお安めです (*´ω`*)